施工前
色々ある素材から、お気に入りの外壁材をあれも良い、これも良いと悩んで選んだ事だと思います。
そんな思い入れのある外壁材を塗装する時に、雰囲気を残せるのは、クリヤー塗装です。
通常の外壁材は8〜10年位が塗替え時期となり、それ以上になるとクリヤー塗装が出来ないことがあります。クリヤー塗装を早めにする事はメリットが多くあります。
(工程にそってご説明いたします)
上塗り1回目
窓等を養生し、上塗り1回目をしっかりと塗っていきます。
一般的な塗装(単色塗り)の場合はここで下塗りの工程が入ってきます。
なので、1回分の工程が省略となります。
上塗り2回目
上塗り2回目を全体に均一に塗っていきます。
クリヤー塗装は、塗装が付きすぎてダレたいるすると白濁するので気をつけながら施工します。
クリヤー塗り完了
元の外壁材の雰囲気を損なう事なく、綺麗に仕上がりました。
塗装前に仕上がりの感じを知りたい場合は、外壁材に水をかけると、クリヤー塗装をした感じを見る事が出来ます。
劣化が進んだ外壁材だと、水をかけた時に模様の色にムラがかなり出ます。
このような状況ではクリヤー塗装は施工できません。
クリヤー塗装のメリット
クリヤー塗装のメリットは既存の雰囲気をそのまま残せる事です。
もう1つは、下塗りの必要がないので単純に1工程分の材料費や手間賃がかからない事になります。
なので少し安くなる分をご予算に合わせてシリコン樹脂からフッ素樹脂にランクアップさせる事もできます。
クリヤー塗装は8年前後が目安です!!