色選びについての豆知識
塗装工事で最も楽しくもあり、悩みどころでもあるのが色選びではないでしょうか?
ここでは色選びで重要な《色》がもたらす印象などについて紹介いたします。
色の持つイメージ
赤色 | 赤色は情熱的で活力を与えてくれる色です。アクセントカラーなどに使うと効果的です。 |
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オレンジ系 | オレンジ系はロウソクの明かりの様に安心感と明るさを与えてくれる、やさしいイメージの色です。 |
黄系 | 黄系は若々しい活力を与えてくれる色です。また陽気さや、明るく前向きなイメージを与えます。 |
緑系 | 緑系は自然界に多くある色で、爽やかさや、落ち着きや安心感を与える色です。 |
青系 | 青系は冷静、誠実、清潔感を与えてくれる色です。またイライラした気持ちを落ち着かせてくれる効果もあります。 |
ピンク系 | ピンク系は気持ちをなごやかにしリラックスさせてくれる色です。脳内βエンドロフィンを活性化させ幸せな気持ちになる効果もあります。 |
配色構成
色と色を組み合わせる場合には面積比が大きい方から決めると、配色のバランスが良くなります。
ベースカラー | ベ最も大きな面積を占めており、全体のイメージを大きく左右します。外壁の色にあたります。(全体の70%) |
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アソートカラー | ベースカラーとアクセントカラーの間をとりもち、安定させる役割を持ちます。(全体の25%) ※屋根、色変えのベランダ壁など |
アクセントカラー | 小面積の部分で変化をつけたり、個性的な印象を付加したり、全体的に引き締めたりする効果があります。(全体の5%) ※樋、破風、庇、幕板など |
失敗しない色選びの3原則
ここでは、せっかくの塗替工事…「こんなはずではなかった」とならないために気をつけておきたい3つのポイントをご紹介します。
①個人の好みだけで決定しない!!
- 周辺環境との関係、世代、家族間での好みなども考慮して検討しましょう。
- 気分や場所で変えられる洋服選びとは違う視点で考えましょう。
- 一時的な気分や流行に左右されずにゆっくりと検討しましょう。
②建物の形状、素材を無視した色を選ばない!!
- 色を塗らない植栽や玄関、サッシなどのイメージもあわせて検討しましょう。
- どの壁面(見る角度など)をメインにするかを決めましょう。
- 御自宅の建物のスタイル(和風・洋風・モダン等)を把握しましょう。
③本当の色は塗らないとわからない!!
- 色だけを選ぶのではなく、色が持つイメージも考慮して検討しましょう。
- 地域の景観色(使えない色がある場合もあります)から離れすぎない色を決めましょう。
カラーシミュレーションで完成をイメージ
色の事がわかってもやはり全体をイメージしきれない…
ご安心ください!!そういう時に非常に便利なカラーシミュレーション!!
カラーシミュレーションは施工前の写真を部位別に加工して色を変える事が出来るので完成に近い形がイメージ出来ます。
そのため、この部位はこの色にしたらどうなるのかな?などすぐに色を変えてイメージを見る事も可能です。
弊社は、カラーコーディネーターによる施工前の打ち合わせで、施主様にご納得いただけるまで、色打ち合わせを行いますので、満足のいく楽しい塗替工事をさせて頂けると思います。